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つよく

県産材と伝統工法で
「百年住み継ぐ家」

楽しく
つよく、たのしく、ここちよく

1.森から原木を伐りだして製材

自社所有や林業家所有の山に入って原木を伐りだすところから始まる永井建設の家づくり。伐採担当の職人は、その木がどんな環境でどのぐらいの年月を経て育ってきたのか、一本一本について把握しています。「木の素性を知っている職人」だからこそ、その後の工程(製材・乾燥)で最適な選択肢が分かるのです。 “生きている” 無垢の木に対し、どこをどう削ってどんな用途の材に加工するか。どんな状態で自然乾燥させるのか。無垢材の良さを生かした強い家づくりのため、建てる前の重要な工程です。

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2.伝統工法が生みだす強い木組み

美作もりのいえは伝統工法の家。大工が柱や梁に墨で印を付け、カンナやノミなどを使って「手刻み」する、昔ながらの工法です。機械加工のプレカットと比べ時間と手間を要しますが、柱や梁一本一本の特性や用途に合わせられるのが最大の利点。「継手」「仕口」という技術で材木同士の結合をより深くし、強い木組みを作ります。日本の名刹・古刹はみな、金具に頼らない伝統工法によって何百年、何千年もその姿を保ってきました。永井建設では建築基準法に定められた金具等を使用しながら、先人の知恵の結集である伝統工法を軸に「頑丈な家」を目指します。

伝統工法にこだわった
お施主さんの家づくりブログ
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3.想いに寄り添う職人の技

無垢材は生きもの。うまく扱うには、材を見極める目と、反りや割れなど狂いを生じさせない技量が不可欠です。永井建設には「木のプロ」が社員としてそろっており、その要が大工。お施主さんの夢を叶える家にはどんな木がふさわしいのか考えをめぐらせながら、目を利かせ、経験を生かしながら、ミリ単位の仕上げの美しさを追求して腕をふるいます。ベテランから若手まで全員、根っからこの仕事が好き。「伝統工法を引き継ぐ者」として「もっと腕を上げたい」と日々研鑽を積んでいます。「伝統工法」「職人」という言葉に「気難しさ」や「頑固さ」を感じるかもしれませんが、永井建設の職人はみんな気さくでやわらか。人の想いに寄り添う技術でありたいと思っています。

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4.柱と梁は4寸角

「美作もりのいえ」は、柱4寸(120mm角)角、梁4寸幅が標準(一般的に柱は3.5寸角が使われることが多い)。太い構造材を使うことで建物の強度も上がります。自分たちが納得するサイズをそろえられるのも、自社製材の強み。自社倉庫には複数品種を最大10寸角まで保管しており、特別な要望にこたえることもできます。

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5.岡山の家には、岡山の木

日本の高度経済成長期、工業製品がもてはやされて林業の衰退や森林の荒廃が進み、住宅建設においては米松、米桧、米栂等、輸入木材が主流になりました。永井建設も時流に乗って、国産材より安い輸入材を多く使って家を建てた時代があります。それから30年40年がたち、お施主さんの家に修繕に行くと、湿気や白アリ被害によって腐朽している柱や梁を目の当たりにしました。

輸入木材は高温多湿な日本の気候に適していない。使うべきでない。現状を見るたびに痛感させられました。人も植物も動物も、その土地、その環境に順応して生きています。地元で育った木は輸入材に比べて湿気にも乾燥にも、そしてシロアリにも強く、結果、家が長持ちしやすい。日本の家には日本の木、岡山の家には岡山の木。気候風土に合った長く住み継げる家には、美作の森で50年以上かけて育った木材がふさわしい。私たちはそう信じているのです。

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6.自社施工で「地盤と基礎」を強化

基礎コンクリートの打設から、型枠工事、アンカーボルトの設置、立ち上がりコンクリートの打設、脱型まで、基礎工事は家の基盤となる重要な部分。工務店の多くはこの基礎工事を専門業者に外注しますが、永井建設は自社の土木部門が担当、基礎工事から、住宅完成後の片付け、下水への配管や外構工事まで一貫してこなします。

同じ社員同士、大工と綿密に相談・打ち合わせをし、建築工事にムダが出ないよう、段取りを考えて施工。複雑な現場のときなど、必要に応じて基礎工事に大工が立ち会ったり、建築工事に土木担当者が足を運んだり。現場で相談しながら、「強い地盤と基礎」に一番良い方法を見つけます。