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リフォームで暮らしを
「楽しく」
「気持ち良く」

リフォーム

「年齢に合わせて使い勝手を良くしたい」「介護しやすい造りにしたい」「趣味の時間を持ちたい」「薪ストーブを付けたい」「料理を楽しみたい」「友達を呼びたい」「一人の部屋が欲しい」。いろんな願いを叶えて、今の家を住みやすくすること。家族の思い出やこだわりが詰まった「大きな宝箱」を、さらに生かすお手伝いをすること。ビフォーアフターが明快なリフォームは、建築を生業にする私たちにとってやりがいのある仕事です。「使いやすくなった」「便利になった」は当たり前。リフォームで暮らしが「楽しく」「気持ち良く」なるために、私たちが特に心がけていることは3つです。

つよく、たのしく、ここちよく

1.「木」を生かす

私たちの強みは「木」に精通していること。木の特性や風合いを生かした、丈夫で温かみのあるリフォームが得意です。例えば在来工法で建てられた家なら、今の柱や梁をできるだけ残しながら、補強や意匠として必要な無垢材を足します。25年以上たった合板の床は耐用年数切れなので、無垢材に張り替え。軽量鉄骨やブロック造の建物には、必要に応じて鉄骨やコンクリートで補強をしつつ、見える柱や床に無垢材を使って自然の風合いを取り入れます。そうした「木」の魅力が最大限に発揮されるには、「塗り壁」とのセットが必須。クロスの壁をはがし下地処理をして珪藻土を塗ったり、柱の見えない「大壁」に飾り柱を付けて壁面を漆喰で仕上げたり。どのお施主さんからも「気持ちがいい」という声をいただいています。

2.「予算」の前に「夢」ありき

「予算」はもちろん大切です。でも、最初から「予算ありき」だと、「本当にやりたいこと」や「長年温めてきた夢」が語られないまま話が進むことが往々にして起こります。せっかくお金をかけてリフォームする以上、完成後に「夢が叶った!」と喜んでいただきたい。そのお手伝いができたことを一緒に喜びたい。だから、私たちはまず「理想の完成図」をお聞きします。家族それぞれの夢や想いをしっかりとヒアリングさせていただきます。そのうえで、予算の中でどうすれば実現できるか。どこまで形にできるか。「暮らしやすさ」を軸にプランニングして提案いたします。「予算」の前に「夢」ありき。リフォームの極意です。

つよく、たのしく、ここちよく

3.「安全」をチェックする

リフォームは、構造材の組み方、経年変化の状況を確認するための工事でもあります。近年、毎年のように大規模な災害に見舞われている日本で、命と財産を守る大切な工程です。躯体の腐朽蟻害をチェックし、土台の補強をし、柱を入れ替え、梁を補強します。

とりわけ古民家については、施工にあたる大工に伝統工法の技能が求められます。構造材の組み方が理解できていれば、現場で相談しながら、間取りの変更をしたり、強度の足りない個所に金物や構造材、合板による補強を施したり。より安全な工事ができます。建物本体だけでなく、建物周辺の排水状況をチェックも重要。雨水の排水や日影の水はけに問題があると、基礎や土台の腐れや白蟻被害の原因になります。排水工事は当社の基礎外構班が、建物周辺・アプローチ等・外観の仕上げは基礎外構班が担当。責任をもって施工します。

古民家のリフォーム

つよく、たのしく、ここちよく

立派な材と伝統の技をあらわしに

私たちは、築70年以上の建物を「古民家」と呼んでいます。伝統工法で建てられた建物には構造材として国産の立派な松、桜、欅、栗、栂がふんだんに使われています。リフォーム工事ではできるだけ元の材を生かしながら、位置を入れ替えたり、新しい材を加えたりして補強。古い建物ほど職人の優れた仕事の跡が残っていて感銘を受けるのですが、そうした立派な材や技を覆い隠した改修工事跡を発見することが多々あります。昭和の終わりから平成にかけ、新建材を使ったリフォームが流行した残念な証です。私たちは本来の姿に一旦戻して、大径木の梁や差し鴨居をあらわにし、くすんだり、はがれたりした壁に漆喰を塗ります。黒く光る梁と白い壁とのコントラストが美しく、空間を豊かに見せます。

つよく、たのしく、ここちよく

日本建築の黄金比にならって

古民家のもう一つの財産は古い建具です。昔の木製建具は、職人の手仕事で細部まで丁寧に組まれていました。私たちは傷んだ古い建具を、建具職人に修理してもらって再利用。格子の建具など今にない味わいがあり、黒い柱や梁、鴨居によく合います。

古民家の間取りや建具納まり、天井高、畳は、日本建築の黄金比「1:1.6」によるもの。理想美とされる納まりを生かしつつ進めるリフォーム工事は、古の世界をのぞくような楽しみがあります。

つよく、たのしく、ここちよく

寒さ解消に現代の技術

古い住宅の一番の欠点は、寒いことです。この解決には、現代の技術を採用します。複層樹脂サッシ、高性能断熱材を使用、石膏ボードで壁を作り、外気を遮断できる壁に造り変えます。床下、天井裏、外壁に可能な限り断熱工事を施工。複層樹脂サッシへの交換や内窓施工により断熱効果は格段にアップ。結露の悩みも解消されます。